風船が飛んだ日
ヨーグルトメーカーにて6時間、冬の寒さからかやや発酵が遅れていたので、追加で1時間ほど保温時間を延ばすことにした。結果として塩麹と呼ばれるものは完成したし、実家からも感謝の意と共にお裾分けが完了した……と思う。というのも、こういうものは実際に使ってもらわないと意味が無いからだ。
しかし、今回は水が多すぎた気がする。次はもう少し減らすべきだろうか。
あと、X(旧Twitter)を覗いたら風船が飛んでいた。誕生日に、生まれたことだけを理由に祝ってもらうという行為から苦手意識があった日だが、今年は平然と、しかし特別でもなんでもない平時の一日として過ごそうとしている。
或いは「他者の祝う気持ちを踏みにじってはならない」という自他間の不可侵な境界が見えたからかもしれない。
何にせよ、交流範囲が狭まってしまった昨今にはこんな日でも多少の話題にはなるし、私が誰かと話すには十分な理由になりうるのではないかと思っている。少なくとも今は、の話だけれど。