水面下に進行中

 惰性でやっていたようなゲームの幾どを切り、これからの勉強に振り向ける。交流範囲が狭いとこうした軌道転換がかなり容易になるが、一日に挨拶しかしないような日が続くほどに狭いとどうしても欠如するものがあることは否めない。

 物事への入り口、体験なんかがその代表ではないか。単純に一人の世界で収束してしまうので外部接触的なランダム要素、とでも呼ぶべきものが一切合切無くなってしまうのだ。

……まぁ、私の経歴を考えれば無理もない話なのだが、それでも何かしらの「知」や「学」のようなものが欲しくて細やかでも抵抗しているのが現状である。ポッドキャストなんかの無料媒体や、少額で済む範囲での本や資料等がそれに当たるだろうか。

 悪いことに、現在の職場環境が中々に激烈で新しい世界に出よう、という気力の幾どはこれによって根底から崩れているに等しい。相談するに相応しい場所は一事情から機能せず、向こうの思うがままの小さな国家が生まれている。

 こうしたものを少しでも変えるべく、と始めたこの試みもどうしても黒いものが滲み出てしまうな、それでも残さないよりはマシだろうか。


コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です