末吉:運衰えて……

 仕事が納まって以降「今年はこれ以上見えない圧力を受けなくても済む」と短い無干渉期間を取っていた。同時に、今まで辛うじて残っていたランダムなインプットやイベントもなくなったので延々と「己とは」を考え続けることになってしまったのだけど。
 この間にも年始最初の馴染みの魚屋で大量のブリあらを入手して慣れない脂相手に胸焼けしたり、前回の日記であったAPCA基準に沿って尚ビジュアルを壊さないようなコントラストの付け方を考えたのでそれも新しいサイトに組み込もうとしていたりと、色々なことは起こっていたけれど気が抜けてしまったのか書けず終いだ。
 そして、家族より年末から「初詣に行かないか」との打診があったので今日、無事に参拝を終えて今に至る。毎年、こういう時には御垣内参拝券が確保されているので御垣内を参拝出来たのはあの人混みを考えると良いことなのだろう、有り難いことだ。
 今日のタイトルはその後引いた御神籤の結果といったところであり、正確には「運衰えて苦しみに至る」だ。以降を記すことはしないが、基本的には「窮地」という言葉が似合う内容が並んでいたことだけは覚えている。なるほど、と少し前を思いながら読んでいた。
 私はこういった神籤を「スピリチュアル」としては信じないが、「プラセボ」という面では大いに効果を発揮するのではないかと考える方だ。特に、悪い方面では「何か悪いことが起きるのではないか」という予言の自己成就としてそれが成立してしまうことは珍しくないだろう。だからこそ、気をつけなければいけないのだけども。
 幸い、手元には熱田神宮にて購入したとお守りで買った守護笛と三ツ鈴がある。これでなんとか相殺されることを祈ろう。とはいえ、少々今日は疲れた日だったことは確かだろうか。


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