時計のベルトを作る話

 ここ1ヶ月ほどで少々、時計……スマートウォッチのベルトに凝っている。
 というのもステンレス製のベルトはどうにも温度に違和感があって馴染めず、シリコン製だと外れたり張り付いたりする感覚があって好きではない。結果としてセラミックとかナイロンになる訳だけども、ナイロンはともかくセラミック製のスマートウォッチベルトはAmazonなどの大手ECサイトでもほとんど取り扱いが見たことが無い。

 そこで、Aliexpressからパーツごとに注文して時計工具で調整、新しく作ってしまおう……ということになり、思いの外熱が入ってしまった。ベルト調整だけならまだしもバックルの変更や通常の時計の電池交換なども道具が揃ってしまい、余剰パーツによって出来たベルトで人の分まで作っている始末だ。ある意味、これも「適応」を目指した一つの魔改造だろうか。
 しかし、付ける時計は一人一つなのは勿論、幅が合わないものは適合しないしバックルだけあっても駄目、結果としてそこそこの量のパーツが在庫になってしまった。最初はある程度買い足せばいけると思っていたものが端のパーツが適合しなかったり仕様を見誤ったり、存外上手く行かないものだ。一応、勉強費用として1万円ほど捻出したところでそこそこ出来るようにはなったと思う。今思えば安い買い物では無かった気がするが。

……こういうのも、何処かで役に立ったりしないのだろうか。珈琲のドリップを始めました程度の趣味とはいえ、何処かで使えるなら有効活用したい。今日もそんなことを思いながら、一日が過ぎていく。


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